そして、建設業法第41条(賃金の立て替え払い)に基づいて、元請である特定建設業者と交渉を行いました。 元請業者からは「事実を確認して回答する。」とのことでしたが、後日、「立て替え払いはできない。」と連絡がありました。私達は元請業者へ「それでは本社と交渉する。」と伝えたところ、「支店長と一度話し合ってほしい。」と言われました。
その後、支店長と会い、今までの経緯を説明し、労務状態や生活が困窮していること、不払いの請求額は人夫に支払った70万円の立て替え分で良いことなどを要請しました。支店長から「期待できる答えになるかどうか保証できないが、後日、回答する。」と申し出がありました。
その翌日、「被害額のうち、50万円を支払う。」との返答があり、私は、この内容で合意することにしました。
時間がかかりましたが、解決することができました。弁護士と相談して、解決は難しいと言われた不払い問題が、組合の指導で解決できたことは組合の力強さを認識しました。
親身になって相談に乗って頂き、また、交渉にも同席して頂いた組合に対し、感謝申し上げます。
ほんとうにありがとうございました。 |